ここで紹介のヴィヴィオ ビストロ スポーツ。 このクルマは ベースグレードであるビストロに さらに充実した装備を与え、”スポーツ” という名を持つビストロとしてデビュー。 でも、ただ名前だけがスポーツでないところが スバルのこだわりなんでしょう。 エンジンは まったく別物にスワップされて、インタークーラー付のスーパーチャージャーエンジンなんです。 おまけに馬力は 64PSというから物凄い・・・軽自動車の自主規制いっぱいいっぱいのハイパワーエンジン。 同じくスーパーチャージャーエンジンを搭載するグレードとしては 「SS スポーツシフト」 がこのスポーツに4ヶ月遅れてデビューしていますが、同じくこちらも自主規制いっぱいの64PS またスポーツとは違ったアレンジをされた仕上がりになっているようです。 ここで紹介しているスポーツは ハイパワーエンジンにもかかわらず街中からツーリングまで・・・ つまり、低速域から高速域までを扱いやすくテイストされています。 アクセルペダルも ほんの少し触れている程度なのに 50km〜60kmをクルージングしているのには驚き、この余裕のパワーが 結果として低燃費にもつながっているんでしょうね。 多分、この2台を乗り比べて頂ければ その違いは ハッキリと体感できるほどです。 この私にでも 分かりましたので、どなたがお乗りになられても簡単なことでしょうね ^^; これだけハイパワーなエンジンを搭載したことは何よりも一番のポイントではありますが、エクステリアにおいてもスポーツを特徴付ける変更点が御座います。 インタークーラー付のスーパーチャージャーエンジンを搭載したことでボンネットに大きくエアーを取り込むダクトが装備されたこと。 クラシックテイストを与えられた ビストロとしては ちょっと残念な感じもするフォルムになっているのではと 私的には思うのですが、それをカバーするかのようにもう一点の変更・・・ 定番中の定番じゃないでしょうか。 お決まりのミニライトアルミホイールを装着。 他のメーカーでもその後使っているように クラシック系のお決まりのドレスアップアイテムですよね。 次にインテリアを覗いてみると 後部シートの背もたれの部分が一体式だったのが このスポーツは セパレートの2分割になっていました。 今までであれば 長さのある物や大きな物をリアのラゲッジルームに積む時には 背もたれ全体を前に倒す必要があったのですが、そうなると運転席と助手席の2人だけに定員が限られてしまいました。 それが 3人乗車であれば 1人分の背もたれを倒すだけで ある程度の荷物までは収納することが可能となりました。 今では 当たり前のシートアレンジですがこれは便利だと思います。 また、このスポーツは デビュー8ヵ月後には 大きくイメージを変えているのですが、お気付きだったでしょうか? よりスポーツらしくなったといった方がいいのでしょうか、 フロントグリルが大型の メッシュタイプに変更され、ここからは 全グレードにおいても変更されたバイザー付ヘッドライトリングとドレスアップモール付のメッキバンパーが装着されるようになりました。 その他には UVカットガラス(フロントドア)を使用することで紫外線対策もバッチリ、女性ユーザーには 嬉しい装備なのではないでしょうか。この他にも抗菌ステアリングや抗菌エアコンが装備されていて女性ユーザーとしては 嬉しい限りの内容になっています。 そして 今は CD,MD のご時勢なので大きな魅力にはならないでしょうが、4スピーカーの100Wフルロジックカセットも標準で装備されていました。当時の軽自動車の標準オーディオとすればかなりのレベルだったんですが・・・・・ ヴィヴィオをベースとして エクステリアをクラシックに仕上げた ヴィヴィオ ビストロ。 丸型のヘッドライトにクロームメッキをあしらった フロントグリル や バンパーなどを特別に装備することで レトロな雰囲気をデザイン、そしてプラスアルファーの魅力として 充実した装備とハイパワーエンジンの搭載。これが ビストロ スポーツなんですが、今までに説明をした装備を2点だけ変更をした特別仕様車があることは ご存知でしょうか。 「WRCチャンピオンシップ記念車」 とネーミングされていますが、大きな違いは ミニライトのアルミホイールがBBSのゴールドタイプのメッシュホイールに変更されたことと、リアに大きく WRCチャンピオンシップ記念車のオーナメントが貼り付けられております。 スポーツの中のスポーツ仕様って感じでしょうか。 かなりスポーツの名にふさわしいフォルムに仕上がっていると思います。 いずれのクルマも 本当に太鼓判を押しておススメできるグレードのクルマなんですが、探してもなかなか見つからないのが悩みの種。 販売期間が2年も満たなかったので仕方がないと言えば仕方がないのかもしれませんね。 価格も少々高くにはなってしまうのですが その価値を十分に備えたクルマです。乗っていただければ必ずその価値は ご理解して頂けると思いますので是非ご検討の対象に考えてみてはどうでしょうか。
社長・・・このヴィヴィオ ビストロ スポーツは 私の好きな車種の一つなんですが、最近の仕入れ状況を見ていると 松井店長 に縁があるようで かなりの高確率で仕入れに成功しているみたいなので・・・ まずは店長に聞きたいんですけど、なにか特別な秘訣みたいなものでもあるのでしょうか? 店長・・・秘訣ですか、、、 それは ナイショです。 ただ、ヴィヴィオ ビストロ スポーツ に限らず ヴィヴィオと私は相性がいい んだと思いますョ。 だって、ヴィヴィオが好きで 初めてヒカリオートにお世話になったのが このヴィヴィオなんです から、そこには 「愛」 があるんです・・・ (笑) 社長・・・「愛」 では 私も誰にも負けていないはずなんですがね。どこどこに「スポーツ」があると分かれば何時間でもクルマを 走らせて行ってるでしょう・・・ (でも、関東より向こうとなるとちょっと気分も重たいような ^^; )・・・ これがいけないんで しょうかね。もっと、遠距離恋愛をするべきなんでしょうか? なんか話も方向がずれてきたようなので話の本題に 戻しますが、まずは この 「スポーツ」 店長は どう思ってますか? 店長・・・ビストロの中でも この「スポーツ」 社長が好きな車種の一台にあげる理由が私もこの車に乗ってみて理解が出来ま したし、私も好きな車種ですね。 見た目は ビストロのレトロな可愛いルックスにレーシーな雰囲気をプラス、そして スーパーチャージャーの余裕の走り、しかも使い勝手Goodな5ドアでしょ・・・ なんか、ユーザーの気持ちをカタチに した一台って感じがしますよね。 社長・・・ふんふんふん・・・。 まぁ、なかなかの優等生のお答えですね。 確かに、全体的なイメージとしては 間違いでは ないですよね。 それでは今度は もう少し見方を変えて、「スポーツ」 の特徴を分かりやすくお客様に伝えるとしたらどうですか? 店長・・・それでは、改めて説明させて頂きます。 まずは ルックスかな・・・ ビストロの可愛い印象を残しつつ、ボンネット を見れば インタークーラー用のエアスクープ、そして 足元には ミニライトの13インチのアルミホイールを標準 で装備。 また 特別限定車として 「WRCチャンピオンシップ記念車」 と呼ばれているものもあって、これには BBSのゴールドメッシュ 13インチが装着されていて 「俺は そんじょそこらのビストロじゃないぜ・・・!」 と 言わんばかりの存在感のあるスポーツにリファインされています。 これが 私の答えなんですけど、こんな風に思っているのは 私だけなのかな? 社長・・・なんか、自信なさそうな答えですけど、私は 正解だと思いますし、だって 人それぞれ感じ方は絶対に違うはず なので、皆が皆 同じ感想だったら 逆につまらないんちゃうかな。 例えば、そのクルマの価値を 「スピードなどの性能」 に重きを置く方と、「ファッションの一部」 と考える方がいた とすれば、私の質問に対しては 間違いなく2つの答えが返ってくると思うけどね。 自信を持ってください店長・・! では、エクステリアは いったんこれでよしとして、次にインテリアについて答えてもらってもいいですか。 店長・・・エヘンッ・・! ご指摘がありましたので、今回は自信を持っての答えなんですが インテリアは・・・・・ インテリアは。。。 急に言われると難しいですよね、「クラブ」 とか 「タイプS」 なんかだったら 室内にも ハッキリとした特徴ってありますけど、この 「スポーツ」 って目立ったところがないですよね。 ゴメンナサイ、、、、、ちょっと見てきていいですか (笑) 社長・・・いいですよ (クスクス笑い) 大きな変更点がないので難しいと言えば難しいよね。 テレビ番組の「IQサプリ」 のミラー問題みたいだネ (^_^) 店長・・・うっかりーですね ^^; ベースグレードとあんまし変わっていませんよね・・・と思わせつつ ドライバーズシートに座ると 「おっと、タコメーター が装備」 9500回転まで刻まれていて ”7500回転からは レッドゾーン” これは 雰囲気がありますよね。 おまけに レーシーな気分にさせてくれますしね。 そして、もう1点は リアシート。 リアシートの背もたれ部分が5対5の2分割セパレートシートだったんです。 この装備は せまい室内を有効に使う為には必要で この「スポーツ」だけの設定なんですよね。 社長・・・でしょ・・・。 でもね、、、 松井店長。 このクルマのリアシートのセパレートのことだけどね・・・ 随分と以前の話になるけど このことを教えてくれたのは 松井店長だったじゃないですか。 その当時、まったく気付いていませんでしたもんね。 お恥ずかしい話しですけど・・・ ^^; 店長・・・そんなことありましたよね。 忘れてましたね。 (笑・笑・笑・・・) 逆に同じ質問をされたら社長は どう答えてましたか・・・? 社長・・・インテリアのことだったら あまり満足できるコメントが出来なかったと思うよ。 この 「スポーツ」 は この間 試乗をしたばかりだったので、間違いなく 別な話題に置き換えていたんじゃないかな。 それでは エクステリア、インテリア とくれば 次は エンジンなど機能面についてですが、印象はどうでしたか? 店長・・・待ってました! この質問だったら 真っ先に手を上げてましたよ。 昔風に言えば「羊の皮をかぶった狼・・・」 社長の時代は そう言ってたんですよね・・・ (笑)・・・ゴメンナサイ。 スポーツを語るなら、インテリアやエクステリアも勿論大切なポイントには違いはないのですが・・・・・ やっぱりスポーツの一番の特徴と言えば これなんじゃないでしょうか。 「ビストロ・スポーツ」 なぜ、この「スポーツ」というネーミングが与えられたのかって所がポイントでしょう。 それは、その「運動性能」にあると思うんですが、これは 実際に乗って感じてください。 その答えは すぐに、簡単に感じていただけるはずです。 「走る」「曲がる」「止まる」 ・・・ ココが ベースグレードとは、“違うんです!!” そうでしょ社長! 社長・・・おっと・・・ いきなりですか。 確かにそうだと思いますよ。 それは この間の試乗で十分に実感したんで・・・・ 店長・・・でしょう。それじゃ話の続きですが・・・・・ まずは、「走り」・・・これはエンジン。搭載されているエンジンは、インタークーラー付きスーパーチャージャー 4気筒SOHC最高出力64馬力(NAは48馬力)でとってもパワフルなんです64馬力ですもんね。 だから余裕の走りが出来ちゃうってことなんですよね。(アクセル操作にはご注意を・・・) 次に、「曲がる」・・・これは足回り。「スポーツ専用のサスペンション」プラス「フロントスタビライザー」をセット、 これは、車の曲がるを楽しませてくれる装備で、コーナリングで踏ん張ってくれる強い味方、スポーツ走行には欠かせ ないやつですよね・・・ ^^; それから、13インチのアルミホイールも標準で装備、軽量化も走りにはかかせない重要なポイントですから。 最後に、「止まる」・・・これは車にとっても、大事な所ですよね、ココもベースグレードとは違うんですよ。 止まるといえばブレーキ。フロントブレーキが普通のディスクではなくベンチレーテッドディスクに変更されているんで す。 やっぱりこいつはただ者ではない・・・ と思いませんか。 ところで、ご存知の方も多いとは思うのですが、このベンチレー テッドディスクとは、ブレーキディスク内に空気が通る ように、隙間を空けてあるディスクブレーキのこと、つまり これによりブレーキの熱を逃がしやすくすることが出来るっ てわけ、ハードなブレーキングをしても制動効果を低下させないためなんですね。 いかがですか、皆さん、普段、無口な私がこんなに語っちゃいました。 まっ、色々言いましたけど、“とにかく乗ってください” その方が分かりやすいかもね。 ねっ社長・・・。 後は、社長がとどめの一言をお願いします。 社長・・・さすがに得意分野って感じですよね。 「スポーツ」 となれば やっぱり行き着くところはここになるんじゃないでしょうか・・・ まったく異議は御座いません ^^; 参りました・・・ m( _ _ )m ところで、松井店長が熱く熱く語ってくれたように この「スポーツ」 ってかなり高い走行性能の持ち主。 自主規制いっぱいいっぱいのハイパワー 64馬力だったよね、でも 自然の摂理というか 当たり前に考えてみると パワーを出す為には それなりに燃料を必要とすると思うんですよね・・・・・ 店長・・・それはそうですよね。 今、社長が燃料のことを言ったんで この間の試乗の時のことを思い出したんです。 最後に燃料を満タンにして燃費の計算をしたじゃないですか・・・・・ 社長・・・よくぞ言ってくれました! 実は この話を最後にすることで めでたしめでたしと締めくくりたかったんです。 でも、なかなかその話題にならないので ちょっと無理矢理でしたが燃料の話題を出しちゃいました ^^; 店長・・・そうだったんですか・・・ 社長とは永い付き合いになりますがまったく気付きませんでした。 まだまだ未熟ですね スイマセン。 でも、凄かったですよね。 電卓に数字を入れ間違ったかと思いましたもんね。(数字に弱いので・・ ^^; ) あの時のメモをまだ持ってるんですが、140.3kmを試乗して 使用した燃料は 7.45L でした。 つまり、燃費は ”18.83km/L” だったんですよ。 普通じゃないですよね、ホンマ驚きです。 社長・・・でもね、今回は いろんなシチュエーションを考えての試乗で決して燃費に挑戦したわけでもなかったじゃないですか だから本当に私も驚いています。 今度は どこまで燃費を伸ばせるかチャレンジしてみようかな・・・。 店長・・・社長・・・! 提案なんですけど・・・ それだったら、今度 私にもチャレンジさせてくださいよ。 同じクルマを同じルートで2回走らせましょう。 社長・・・OK! それじゃ、「社長 VS 店長 燃費決戦!」 ってことで、みなさんに報告しましょうね。