vivio Bistro
ここで紹介の ヴィヴィオ ビストロ シフォン。 1996年11月に追加されたビストロとしては最初の3ドアモデルでビストロデビューからずっと5ドアだけだったグレード構成が、お客様の要望に答える形で追加変更されることになりました。 このシフォンの一番の特徴と変更点は 3ドアであることには変わりはないのですが、やっぱりフロントマスクの変更・・・ ただ変更と言っても今までのように部分的なデザインの変更ではなくて、他のグレードのフロントマスクとは大きく違ってこのシフォンにだけ与えられることになりました。さらに ボンネットフードに装着されたフードモールでシックにドレスアップされたところも大きな特徴ですね。 2台並べてみるとハッキリと違いはお分かり頂けるはずです。かなり個性をもった顔つきに仕上げられており人気があるのも ”なるほど・・” って感じですね。 でも、残念なことに5ドアの設定がないのですよね。5ドアの設定があれば 一番の人気者になっていたかもしれません。 そして2つ目の特徴はと言えば インテリアで肌ざわりのよいスウェード調のシートを採用したこと。 色は ベージュカラーで北欧調の落ち着いた雰囲気を演出しています。 もともと シフォン(Shiffon)とは 婦人服の絹などの柔らかな装飾生地の意味で、優しさや温かさをイメージしているのですが、まさにそのまま イメージ通りに仕上げられたおクルマです。 また、安全面に目を向けると 安全装備である 運転席エアバックも勿論装備されていて、サイドインパクトバーや後部座席の3点式シートベルトも5ドアモデルと変わることなく標準で装備されております。 そして気になるボディーカラーの方は 2色の専用ボディーカラーとなっており、出来ることであればもう少し選択できるカラーがあればよかったのではないかと思うのですがどうでしょうか・・・? カラーとしては ビンテージグリーン・マイカ / ボルドーレッド・マイカの2色です。 このクルマ、ビストロ(Bistro) の名前の由来は 「ヨーロッパの街角で見かける小粋なレストラン」 です。 これは 私の個人的な意見になるのですが、その由来に一番ピッタシのクルマは このシフォンのような気がします。「なつかしさ」 や 「個性」 を一番感じさせてくれる存在感があるように思えるのですが、そうは思いませんか・・? 自分だけのクルマ・・・ そんな感じでお探しの方には一度ご覧いただきたいビストロですね。 このクルマが5ドアだったら・・・ と言われることも事実、どうして このフェイスの5ドアをリリースしなかったのか・・・ そんなとこもまたスバルらしさなのかな。 3ドアでもOK! であれば 是非このシフォンをご覧になって下さいね。 「ヨーロッパの街角で見かける小粋なレストラン」 多分イメージ出来ると思うのですが。 この他に3ドアのクルマは SS(スポーツシフト)とタイプ-S と Lの3タイプがございます。タイプ-Sは1998年にスバルの40周年を記念してリリースされた特別仕様車で販売期間の短さもあって流通している台数としては かなり少ないものと思われますので探すとなっても少々難しいおクルマでしょうね。 また、もうひとつの L ですが、こちらは価格をリーズナブルに設定をしたクルマで価格的にはお安く提供ができるのですがビストロの中では唯一中途半端なグレードなのかな・・・と思います。そして SS(スポーツシフト)は エンジンにスーパーチャージャーを搭載し、それに加えて 世界初の6速マニュアルモード付ECVTも搭載、アクティブな走行を楽しめる高性能ユニットとなっております。 ビストロというクルマ自体が 本来こだわりをもって探されているクルマなので、その中でも特別に与えられたフロントフェイスをもつシフォンは 絶好のターゲットとして おススメなのかも・・・・・ また、専用フロントマスクの他にもに スウェード調トリコットで仕立てられた肌ざわりの良いシートも見逃せないポイントではないでしょうか。 もちろんですが このクルマのエンジンも 直列4気筒。サスペンションも5ドアと変わることが無くもちろんスバルらしいこだわりで、フロントはL型ロアアーム・ストラット式独立懸架、そして リアは デュアルリンク・ストラット式独立懸架で剛性が高い応答性のよいシャープな操舵感を感じることが出来ます。 4気筒らしい軽快なレスポンスと燃費性能には 定評のあるエンジン、そして レガシー譲りのサスペンション・・・ 是非 このクルマで スバルのこだわりを感じてください。