過剰なまでのありとあらゆるメンテナンスまでは推奨いたしませんが、要所を押さえた最低限のメンテナンスはお願しています。
随分以前の車検制度では「前整備後車検」、でも今の車検制度では「前車検後整備」となってしまっています。
以前の車検制度下での継続検査(車検)は「料金の不透明/高すぎる」「過剰整備」など不満の声も多くその後の規制緩和の波に乗り
既にご利用の方もいらっしゃるかと思いますが今は「ユーザー車検」も認められています。
それと同時に車検業界の中での価格競争が始まり、待っている間に出来あがってしまう車検や1日車検など各社間での競争も激化してきました。
ユーザー車検とは、ユーザー自らが運輸支局等に車両を持ち込んで継続検査を受けること。
たしかに車検にかかる費用は一番安くにはなりますが基本的に整備をしないままで運輸支局に車両を持ち込む為に安全面では課題が多い制度ではあります。
考えればわかることですが作業時間と点検整備できる範囲は比例しています。
私は思います・・・車検に合格すれば自動車を運行させることは出来るようにはなりますが、車両は1日1日使えば使うほど気が付かない程度ですが
少しづつコンディションは低下していくものです。
現代の車両はコンピューターで制御されている部分が多いのでコンディションの低下はコンピューターが学習することでトラブルを防ごうといたします。
でも、その学習能力の限界に達した時には大きな負担となる修理が必要になるケースが多いのでそうなる前にメンテナンスをお願いしたいのです。
このように車検制度が簡素化されたことは消費者側からすれば大きなメリットとなりましたが、そこには大きな危険が潜むことも理解する必要があります。
以前の車検制度ではユーザーが選択する余地もなく多くの部品が交換されていましたが、今ではそこまでするところは少なくなりその弊害として
メンテナンス不足の車両が多く自動車の本来の性能を出せないままになっているのが残念です。
そのような訳で、今は動いているのであれば実際にトラブルが発生するまではメンテナンスをしないといった傾向が強くなってきています。
当社では車検やメンテナンスなどの時にご利用していただいている代車もミラジーノです。
当社のスタンスがクルマの選び方は「走行距離」や「修復歴」ではないと主張していますので所有している代車をご覧いただければビックリ!!
走行距離は10万km〜15万kmの車両を代車として使用しています。
でも、この代車をお使いになったお客様からは代車の方がよく走るとお言葉をいただくことが多く御座います。
特別なことは一切しておりませんが要所を押さえた最低限のメンテナンスは施しています。
ミラジーノのNA(自然吸気)エンジンで走行距離が6万kmを越えたオートマ車両に効果のある専用のエンジンオイルまで開発するくらいに
ミラジーノに対する拘りは半端なものでは御座いません!
これがヒカリオートサービスの " ミラジーノ愛 " です!
エンジンオイルはエンジンの中を駆け巡り、クーラントはエンジンを冷却する為に流れ、エアクリーナーから吸い込まれた空気はガソリンの
燃焼に使われてマフラーから排出される・・・このように色んな物が使われて動いています。
この動きは使用すればするほどに色んな部分にスラッジやカーボンなどに代表される汚れが蓄積されていきます。
これだけでは御座いませんがこのような汚れを取り除き常に動きをよくすることでクルマの基本性能は維持できるのです。
同じ車種ミラジーノでも前オーナー様のメンテナンス状況の違いによっては個体差は当然ございますのでその車両に応じた適切なメンテナンスは
今は気になるトラブルも出ていないので発生してから行うのではなくて状態に応じて作業することをお願いいたします。 |