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DAIHATSU NAKED - |
NAKEDとは英語で「裸」、「むき出しの状態」、「ありのまま」を意味するらしく、なるほどその名の通り、「むき出しの素材感」がテーマとなっている個性的なクルマですよね。
1997年に開催された第32回東京モーターショーに参考出品され、当初は市販化の予定は無かったが、同モーターショーでの反響が大きかったため、その後、1999年に開催された第33回東京モーターショーで市販化モデルが公開された後、L700系のミラをベースに同年内に販売が始まりました。
新ジャンル軽自動車として1999年11月に発売されたネイキッド。新規格サイズの軽自動車にあって直線的なシンプルなデザインが新鮮で、「タフ&シンプル」をコンセプトとしてスチールの素材感を各所にアレンジ。たとえば、外付けされたサイドドアヒンジや板金パネルをイメージしたインテリアなど随所に面白い工夫がなされています。サイドドアが90度に開口可能で乗り降りがし易いのもこのネイキッドならではの工夫、その他にもリヤシートを脱着式としてクルマの外での使用も可能にしています。
バンパー及びグリルは外側からビス止めされており、簡単に取り外し出来るようになっていて、取り外しダイハツのカーボンルックのパーツやフォグランプが装着可能なようになっています。
また、立体駐車場の利用も考えて全高を1550mmに抑えているのも特徴です。そして、最低地上高は、軽セダンにしては珍しい180mm(4WDは150mm)となっているため、多少の走破性はあり見晴らしのよい仕上がりになっています。
実用性を重視しながらも乗る人が主体になれる車として開発。箱型スタイルを採用し、前後共通のドアパネルやアウトサイドドアヒンジ、部品交換可能な前後3分割バンパー等のパーツの組み合わせで持つ人のスタイルに合わせることも可能にしました。
室内はダッシュボード、ドアパネル、シートのカラーをブラック系とグリーン系から選択が可能で、取り外し可能なリヤシートをオプション装備し、最大1095Lの室内容量を確保しました。
エンジンは直列3気筒のDOHCインタークーラー付ターボ EF-DET型 64PS、同じくNAのEF-VE型 58PSの2機種で、それにトランスミッションは4速ATと5速MTが用意されました。
サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式、リヤは 2WD車がトーションビーム式、4WD車が3リンク式を採用しています。 |
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■ 平成11年11月
発売開始 |
平成11年11月、自由自在にクリエイティブカーとして 「ネイキッド」 の車名で発売開始。
期間限定特別仕様車 「シルバーWebエディション」 を追加。
グレードは非常にシンプルでネイキッドとネイキッドターボの2種。
そして、それぞれに 充実装備のGパッケージがそれぞれに用意されています。
Gパッケージの専用装備としては、スモークドガラス・助手席SRSエアバック・キーレスエントリー・
リヤシートヘッドレスト・助手席/後席シートバックボード・助手席シートアンダートレイ ・ラゲージルームランプ・リヤワイパー(2WD車のみ)など・・・
なお、期間限定特別仕様車のシルバーwebエディションは、インターネットでのみ販売されました。 |
■ 平成12年5月、Sエディションを追加 |
特別仕様車 「Sエディション」 を追加
電動格納式ドアミラー、2DINタイプのAM/FM付CDカセット、13インチフルホイールカバー、
キーレスエントリー、スモークドガラス、UVカットガラスなどが主な装備。 |
■ 平成12年7月、 |
衝突安全ボディ“TAF(タフ)”、安全インテリア“SOFI(ソフィ)”などの採用、デュアルエアバックの採用拡大等安全性の向上を図る。 |
■ 平成12年10月、 |
パワーウインドウスイッチの位置を変更し操作性を向上。また、装備を充実させたネイキッドGや各種オプションのパッケージ化も行われた。
マニュアル車にクラッチスタートシステムを採用。
オプションで スペアタイヤレス仕様を設定。
EF-VE型エンジン搭載車は 良-低排出ガス車に適合。
グレードは非常にシンプルで、駆動方式に関係なくGとターボG。
Gには装備を簡略化したBパッケージと充実装備のSパッケージ、ターボGには14インチアルミが標準となるSPパッケージも用意される。安全装備として全車にデュアルエアバッグ、衝撃時にドアロックが解除される衝撃感知安全システム、クラッチスタートシステム(MT車)、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着する。
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■ 平成12年12月、 |
ディスチャージヘッドランプ、電動格納式メッキドアミラー等を装備したドレスアップモデルの
「ターボ X」 を追加。
特別仕様車 「@1(アットワン)」 を追加。
なお、「@1.(アットワン)」はテリー伊藤氏のプロデュースによる特別仕様車で、専用のゼブラパターンの内外装に、2DIN
CD/MD・AM/FM付ステレオ(カロッツェリア)&16cmフロントスピーカーなどが特別装備されています。 |
■ 平成13年5月、 |
特別仕様車 「メモリアルエディション」 を追加。
「メモリアルエディション」はGをベースにする特別仕様車。
2DIN CD/MD・AM/FM付きステレオ(カロッツェリア)、リヤシートリクライニング機構、14インチアルミホイールなどが特別装備されています。
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■ 平成13年10月
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EF-VE型エンジンの2WD車は超-低排出ガス車に適合。
その他のエンジンは優-低排出ガス車に適合。
グレードは駆動方式に関係なく、ターボ車が4ATのみのターボX、ターボG、それぞれブレーキアシスト付きABSやCD/MDデッキが装着されるリミテッドが用意される。
NA車がメモリアルエディションII、G、Gに装備を簡略化したBパッケージの3種。
安全装備として全車にデュアルエアバッグ、衝撃時にドアロックが解除される衝撃感知安全システム、クラッチスタートシステム(MT車)、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着する。
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■ 平成14年1月、マイナーチェンジ |
グレード体系を FシリーズとGシリーズの2つに大別。
Fシリーズは 上質感を演出するグレードとして新設定で、角型ヘッドライトやメッキグリル、大型ホワイトリヤコンビランプ等を採用し、ローダウンサスペンションなども装着された。インテリアも専用のシート生地を採用するなど上質感を演出しています。
Gシリーズは 新意匠のグリルやディスチャージヘッドランプなどを採用しそのまま丸型のヘッドライトを継承。
ATはコラム式としてサイドウォークスルーを可能としています。
スペアタイヤレス仕様を標準として、スペアタイヤはオプション設定としました。
グレードバリエーションは従来モデルの丸型ライトを特徴としたGシリーズとしてG、メモリアルエディション、ターボG、ターボのシリーズ最上級GEAR(ギア)の4種。角型ヘッドライトを採用した上質感を訴求したFシリーズに、充実装備のFと走りを重視したターボFの2種を設定する。リヤシートは分割して脱着することができる(Gシリーズ)5対5のリクライニング機能付。安全装備として全車にデュアルエアバッグ、衝撃時にドアロックが解除される衝撃感知安全システム、クラッチスタートシステム(MT車)、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着する。
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■ 平成14年7月、 |
特別仕様車 「Fスターエディション」 を追加。 |
■ 平成15年5月 |
Fシリーズを廃止して、「L」 「G」 「ターボG」 にグレードを集約。
アルミホイールの設定を廃止して、LグレードにFシリーズで採用した外観をオプションで設定。
グレードバリエーションは最上級のターボG、充実装備のG、ベーシックなLの3タイプ。G系にはディスチャージヘッドランプや14インチアルミ&タイヤ、角型フォグランプがセットになったスポーティパック、Lには角型ヘッドランプ、専用カラードフロントグリルのFパック(同価格)をオプション設定。
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■ 平成15年8月 |
特別仕様車 「リミテッド」 を追加。 |