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DAIHATSU MIRA GINO - |
軽自動車のミラをベースにレトロ調にドレスアップされたクルマが ”ミラ ジーノ” 平成11年3月に登場しました。
5代目となったミラのフロントフェイスを大きく変更することで より個性的にかつてのローバー・ミニ風にアレンジし今も人気を集めているクルマです。
レトロ感覚あふれる独特の内外装のデザインは他車にはない大きな魅力になっていますよね。
フロント部分は 専用設計のボンネットやフェンダーにレトロ調のクルマといえば定番ともいえる丸型のヘッドライトを採用。
全体のフォルムとしては 丸みを帯びた・・・ 一見、英国のクルマにも似たクルマに仕上がっています。
そして、レトロと言えば欠かすことができないもうひとつがメッキパーツのコーディネイト。
丸型のヘッドライトのグリル部分にメッキを採用 そしてバンパーももちろんメッキバンパーでオーバーライダーを装着し、そしてフロントフェイスには
大きく口を開けたような大型のメッキグリルを採用することでレトロであることを強調しているようです。
また、ホワイトのフロントウィンカーレンズを採用するなどの工夫もクラシカルの雰囲気の演出に役に立っているように思います。
インテリアでは ウッドコンビステアリングやウッド調のパネルやメッキインナードアハンドル、そしてホワイトメーターなどを採用することで上質感が演出されているようです。
搭載されるエンジンは 全車直列3気筒のDOHCでインタークーラー付ターボのEF−DET型 64馬力のツインカムターボと自然吸気のEF−VE型
58馬力のツインカムの2種でそれぞれにFFと4WDが用意されています。
そして組み合わされるミッションは5速マニュアルと4速オートマが基本になり、4WDの58馬力仕様のみがオートマに3速を使用しています。
サスペンションには フロントが マクファーソン・ストラット式コイルスプリングを使用、リヤには トーションビーム付トレーディングアーム、そ
して4WDのみに3リンク式コイルスプリングを使用しています。
また、ツインカムエンジンは 可変バルブタイミング機構を持ち、ターボモデルのFF車には LSDのオプションも用意されています。
その他にはFF車のみになりますが 「トラクションコントロール」 「ABS」 「横滑り制御」 の3つの機能を備える 「DVS」
をオプションとして装着することもできます。 |
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■ 平成11年3月
発売開始 |
5代目ミラをベースとしてクラシックテイストいっぱいの、どちらかと言えばローバー・ミニに近い風貌でデビュー!
全車ツインカムエンジンで4速フロアオートマが搭載されています。このNAエンジンの他に64馬力のターボモデルもあってグレード構成は
「ジーノ」 「ジーノ ターボ」の2種類からなります。
インテリアでウッド調のメーターパネルとウッドのコンビハンドルが標準で装着されているのが特徴です。 |
■ 平成11年11月、追加変更 |
全車にオーバーヘッドコンソール、ステアリングアンダーボックス、カップホルダー等を装備し日常の利便性を向上。
ターボ車にルーフエンドスポイラー、ルーフアンテナを、NA車には 2DIN CDラジオを装備。 |
■ 平成12年5月、ジーノに
「Sエディション」 を追加 |
専用装備として助手席にエアバックが標準で装備されて運転席/助手席SRSエアバックとなりました。その他、メッキパーツやウッドパーツに追加があり、メッキパーツでは電動格納式ドアミラー、サイドロッカーモール、リヤライセンスガーニッシュの3点、また、ウッドパーツとしてはセンタークラスターにウッド調パネルを装備して特別仕様車として追加されました。 |
■ 平成12年7月、安全装備に追加変更 |
デュアルエアバック、前席プリテンショナー機構付シートベルトを一部グレードに標準装備する等安全性を向上。 |
■ 平成12年10月、マイナーチェンジとグレード追加 |
メッキグリルを採用したリヤライセンスガーニッシュ、リヤコンビランプのデザインを変更してマイナーチェンジ
3ドアを新しく追加してスポーティーさを装った 「ジーノ S」をグレードとしてラインアップ
イギリスのアルミホイールブランドであるミニライト社とのタイアップで 「ミニライトスペシャル」 をグレードとしてラインアップ
安全装備として、全車にデュアルエアバック、衝撃時にドアロックが解除される衝撃感知安全システム、クラッチスタート
システム(マニュアル車)、プリテンショナー&フォースリミッター付シートベルトを標準で装備 |
■ 平成13年5月、モデル追加 |
「ミニライトスペシャルメモリアルエディション」
と 「メモリアルエディション」を追加
それぞれ、ミニライトスペシャルとジーノをベースにする特別仕様モデルで、ともに2DINタイプのMD/CD、AM/FM付オーディオ(カロッツェリア)、メッキ電動格納式ドアミラー、メッキサイドロッカーモールなどを特別に装備 |
■ 平成13年10月
低排出ガス車認定、モデル追加 |
排出ガス浄化装置であるTOPAZ触媒の採用により、58馬力の2WDモデルは「超ー低排出ガス車」
その他のモデルも
「優ー低排出ガス車」に認定をされて高い環境レベルを達成しています。
ミニライトスペシャルに「ターボ」 と 「リミテッド」 を追加ラインアップ
ジーノに「リミテッド」 を追加ラインアップ
幅広い女性層をターゲットに 「ハローキティ」 もこの時期にラインアップしています。 |
■ 平成14年8月
グレードの整理 |
グレードを駆動方式に関係なく
「ジーノ」 「ジーノターボ」、丸型ホワイトフォグや14インチミニライトアルミが特徴的な
「ミニライトスペシャル」 「ミニライトスペシャルターボ」 に統一。
ミニライトスペシャルターボには ディスチャージヘッドランプが標準で装着。
内装は 全車に黒または茶のプロテインレザーシートを採用し、外装は8色(ブリティッシュグリーンマイカ、シルバーメタリック、スチールグレーメタリック、ラベンダーメタリックオパール、カーディナルレッドマイカメタリック、マジョリカブルーマイカメタリック、シャンパンメタリックオパール、そしてメーカーオプションとしてパールホワイトT)
が設定されました。
ターボ車には ABS(EBD&ブレーキアシスト付) を標準で装備 |
■ 平成16年6月
L700系最終モデル |
ツインカムエンジン搭載の2WDモデルで、国土交通省認定の「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」
をクリア、さらに
5速マニュアル車においては 平成22年度燃費基準+5%以上を達成
搭載されるエンジンは 全車直列3気筒のDOHCでインタークーラー付ターボのEF−DET型 64馬力のツインカムターボと自然吸気のEF−VE型
58馬力のツインカムの2種でそれぞれにFFと4WDが用意されています。
組み合わされるミッションは 5MTと4ATが基本で4WDの58馬力仕様のみが3速ATとなっています。
また、標準装備として セーフティー関連では 運転席エアバック、前席シートベルトフォースリミッター、後席3点式シートベルト、チャイルドシート固定機構付き後席シートベルト、サイドインパクトバーなど、アメニティー関連としてUVカットガラス、集中ドアロックが装備されています。 |
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